2023-10

エピソード

「会計検査」とその人間模様

長く地方自治体の仕事をやっていると、特異な出来事に出くわすことがある。一般には知られていない面白いエピソードを。長い話になります。 ある意味、これほど社会に貢献をする人達が居ることが、一般社会や国民にほとんど評価されないのは何な...
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地方自治体と「先生達⁈」

 2011年に起きた東北大震災とそれに続く福島原発事故は、地方自治体の役割とは何かを考える機会になったはずである。「主語」が全く居なくなった地域区域で、行政とする役所は何を目指すべきか、その職員は、何を自らの役割とすべきかを考える機会にな...
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地方活性化と文化財

印象的な光景に出会ったことがある。 バブルが崩壊して間もない90年代中期のことです。めったに電車も来ない山陰の人通りの少ない駅前の小さな喫茶店に、四、五人のご老人が場違いに思えるような熱い会話をしているのです。「地域活性化」へ向けて...
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史跡整備とは何か(Ⅲ)印象深い人達

 往時の遺構はもとより、縄張りの景観さえ失った城跡の再生には、多くの困難な道のりを超えなければならなかった。国等の指定文化財であれば、事前の調整と発掘調査等準備行為、国担当との数多くの協議が必要になる。なにより、従来の保守的な「保護」を優...
エピソード

「企画コンペ」⁉

城跡の整備等事業とはなにか(Ⅱ) 霞が関の文化庁の控室で、足が震えている若い地方自治体の職員がいる。自前の地域文化財活用の事業説明(プレゼン)をする役人で「ダメだったら地元に帰れない!」と泣きそうな職員もいる。ここに集まった人...
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史跡等歴史文化財の整備等事業とは何か (1)

私が史跡指定文化財(記念物)の保存修理等事業にかかわったころ、80年代の初めのころであるが「観光」や「活用」という言葉を文化行政の担当者はもちろん、保存等修理の計画やその目的に使うのを大変嫌う傾向があった。それらの言葉を事業の目的に、...
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